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当院では2022年4月1日より保険診療での外来通院内服加療・手術治療を行っております
2022年4月1日より不妊治療が保険適応となりました。それに伴い、当院では2022年4月1日より不妊外来の保険診療での通院内服加療・手術治療を行っております。当院での男性不妊外来(保険診療)のおおよその検査・治療費用についてご案内します。不妊で悩まれているご夫婦は男性不妊外来(保険診療)受診をどうぞお気軽にご検討ください。まだ早すぎる!ということはありません。スタートが良ければより良い結果につながります。遠慮も要りません。当院では様々な境遇にある患者様に応じた心に寄り添う診療をスタッフ一同、心掛けております。顕微鏡下精索静脈瘤手術・精巣内精子回収術については自費で行っている施設もありますが、当院では保険診療で行っております。どうぞご安心して来院ください。
男性不妊外来初診時費用(保険診療)
合計約7,000円前後
(健康保険3割負担の場合)
(診察+精液検査+血液検査+超音波検査など)
*精液検査のみでの受診も可能です。
*無精子症(精液中に精子が確認できない)など先天性の造精機能障害が疑われる場合では、染色体検査などの追加の検査が望まれます。ご希望の場合には染色体検査費用が別途必要になります。
*当院では男性不妊外来(保険診療)初診時の精液検査においても、総精子数や精子運動率だけでなく、精子正常形態率や精子生存率まで、他施設と比較して多項目にWHOの基準に準拠して、男性不妊外来専属の経験豊富な検査技師が自動測定器を用いず、目視による詳細かつ正確な精液検査を行っております。精子正常形態率、生存率は自動測定器では難しい精子を染色液で染めた後の評価により行っております。⇩
精度の高い精液検査を目指して | MRしょうクリニック (mensrepro.com)
顕微鏡下精索静脈瘤手術 手術費用(保険診療)
当院では造精機能の改善(精液所見の改善)のために行う顕微鏡下精索静脈瘤低位結紮術を2018年4月に保険収載されて以降、保険診療で行っております。
・顕微鏡下精索静脈瘤低位結紮術(健康保険3割負担の場合)
片側:合計約48,000円(麻酔代・術前検査費用も含まれます)
両側:合計約85,000円(麻酔代・術前検査費用も含まれます)
(当院では両側の手術も同日に保険適応で実施しております)
精巣内精子回収術 手術費用(保険診療)
当院では2022年4月1日より精巣内精子回収術も保険診療で行っております。
・精巣内精子回収術(健康保険3割負担の場合)
閉塞性無精子症:合計約43,000円(麻酔代も含まれます)
非閉塞性無精子症:合計約80,000円(麻酔代も含まれます)
*健康保険をお持ちでない、海外の方から自費診療での手術のお問い合わせをいただいております
保険証をお持ちでない方の閉塞性無精子症(パイプカット後など)の当院での手術費用は合計約220,000円(税込)になります
当院での顕微鏡下(手術用顕微鏡使用)手術について
局所麻酔下での手術は全身麻酔下と比較して患者様の費用負担が少ない(全身麻酔下ではおよそ2万+αの自己費用負担があります)、また麻酔の合併症のリスクも低くなるというメリットがあり、当院では局所麻酔下での顕微鏡下手術を採用しております(当院の手術費用は麻酔代も含まれます。手術中に眠りたいという方は、対応も可能ですのでご相談ください。また麻酔科医師による全身麻酔にもご希望の方には対応しております)。
局所麻酔下の手術とお聞きすると不安になる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際は手術中に鎮静薬なしで入眠される方もいらっしゃいます。顕微鏡下の手術手技に精通している術者の在籍する施設の多くでは、局所麻酔下での顕微鏡下精索静脈瘤低位結紮術、顕微鏡下精巣内精子回収術が導入されております。顕微鏡下精索静脈瘤低位結紮術、顕微鏡下精巣内精子回収術は手術中に強い痛みを感じることなく実施できます。当院では手術中の会話も患者様に聞かれて困ることはありませんので、鎮静薬なしでも手術可能です。手術中に会話できることは不安を軽減し、他施設からご紹介いただいた中学生~高校生の方でも当院で無事に手術を終えております。現在当院では顕微鏡下手術経験数が豊富な院長が責任をもって手術を全例実施しておりますので、どうぞご安心ください。今後、日帰り・局所麻酔下での顕微鏡下精索静脈瘤低位結紮術・顕微鏡下精巣内精子回収術は各施設での顕微鏡下手術手技の向上に伴い、標準化されていくものと考えております。
局所麻酔下の手術の他のメリットとして、全身麻酔をかけることがリスクとなる患者様においても実施が可能ということが挙げられます。血液透析中の方、全身麻酔が困難な脳・心血管系の疾患をお持ちの方、脊髄損傷の方においても当院では局所麻酔下での日帰り手術を実施しております。手術の難易度の高い停留精巣術後の方の手術にも当院では対応させていただいております(停留精巣術後の方でも精索静脈瘤手術後に精液所見の改善を期待できます)。基礎疾患をお持ちの方でも、どうぞご遠慮なくご相談ください。
*当院は手術件数が多い中、幸い手術中の医療事故の経験はありません。今後もスタッフ一同、細心の注意を払い、安全を最優先に治療にあたっていきます。
*他県より来院される患者様でご希望の方には、受診回数が少なくなるように提携ホテルでの宿泊と電話再診を用いた手術日程をご案内しております。お気軽にお問合せください。ご紹介いただきました近隣の泌尿器科・産婦人科施設との連携も行っております。
男性不妊症に対する内服治療
男性不妊治療に用いる内服薬も保険収載され、患者様の費用負担が軽減されました。当院では生活習慣の改善も含め、奥様の治療と並行した内服治療も含めた治療方針を検討してまいります。通院の利便性を考慮し、電話再診による診療にも対応しております。
男性不妊外来受診にあたって
男性不妊症の検査を受けることには抵抗を感じる方も多いと思います。けれども、男性側のその一歩が奥様・パートナー様の心理的・身体的な負担を軽減させ、結果につながることが多いのも事実です。当院では婦人科との合同カンファレンスを毎月継続して行っており、奥様・パートナー様と並行した治療を行うことを心がけております。同一施設内の連携と同レベルの診療となるよう、精液検査結果は検査毎に毎回印刷してお渡しし、婦人科に持参いただきます。また、夫婦でご一緒の来院に制限は特にかけておりません。どうぞご遠慮なくご希望の方は夫婦で来院ください。
*予約なしでの来院の場合は予約優先のため、お待たせするかもしれません。また手術中の場合は手術が終わってからの診察となります。来院前にお電話<092-739-8688>にてご確認の⇩上、来院ください。
*男性不妊外来の診療の流れ⇩
男性不妊外来 男性不妊症の診療の流れ MRしょうクリニック (mensrepro.com)
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