庄院長の手術実績(累積数)(2023年6月14日現在)
顕微鏡下精索静脈瘤手術:1512件
精巣内精子回収術:355件
メッセージ:当院では安全を最優先に、結果につながる質の高い手術の提供を目指しております。当院では2018年に顕微鏡下精索静脈瘤手術が保険適応になる前より手術用顕微鏡を導入し、手術用顕微鏡下に動脈・リンパ管をできる限り丁寧に剥離・温存し、内精索領域の静脈のみならず、外精索領域の静脈も処理しております。一部の施設から内精索領域を一括で結紮し処理する術式が報告され学会場でも問題視されましたが、当院では一貫して内精索領域のみならず、外精索領域の動脈もリンパ管とともにできる限り温存する術式で行っております。難易度が上がり追加で時間も要しますが、当院では精管周囲の拡張静脈の処理も行っており、静脈瘤の再発がないよう細心の注意を払っております。幸い、今まで執刀した手術において、精巣萎縮の経験はありません。不安もあると思いますが、全ての患者様に丁寧な結果に結びつく治療を心がけております。難易度の高い停留精巣術後の顕微鏡下精索静脈瘤手術や、血液透析中の方の手術にも対応しております。